「端末無料キャンペーン」などがよく謳われ、SIMと端末をセット販売している印象の強いをWiMAXですが、SIMカードのみの販売を行っているプロバイダもあります。
- SIMのみの契約ができるWiMAXプロバイダ
- WiMAXの「SIMのみ」と「データ端末付き」の料金比較
- WiMAXをSIMのみ契約するときの注意点
それでは、早速SIMカードのみ契約できるWiMAXについて見ていきましょう。
SIMのみで契約できるWiMAXは3社だけ
WiMAXには数多くのプロバイダがありますが、実はSIMカードのみの契約を受け付けているプロバイダは少なく、以下の3社のみしかありません。
- UQWiMAX
- BIGLOBE
- JAPAN DATA SIM
プロバイダ | UQWiMAX | BIGLOBE | JAPAN DATA SIM※ |
---|---|---|---|
月額料金 | 3,880円 (+LTEオプション1,005円) |
3,980円 (+LTEオプション1,005円) |
約3,857円 |
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 | 0円 |
違約金 | 24か月以内:1,000円 更新月:0円 |
12か月以内:1,000円 13か月以降:0円 |
0円 |
契約期間 | 2年 | 1年 | 7ヵ月 |
(※JAPAN DATA SIMは現在発売停止中)
UQ WiMAXでは最低利用期間が2年、BIGLOBEでは1年となっています。
両社とも、契約期間内に解約をした場合には違約金が発生しますが、その額は1,000円と安価に抑えられていることが特徴的です。
WiMAXの「SIMのみ」と「データ端末付き」の料金を比較
月額基本料金については、全てギガ放題プラン・LTEオプション込で契約した場合の料金となっています。
プロバイダ | UQWiMAX(SIMのみ) | UQWiMAX(端末あり) | BIGLOBE(SIMのみ) | BIGLOBE(端末あり) | JAPAN DATA SIM | Broad WiMAX | GMOとくとくBB |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
0円 |
3,000円 | 3,000円 |
端末代 | 0円 | 15,000円 | 0円 | 19,200円 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額料金 | 3,880円 (+LTEオプション1,005円) |
3,880円 (+LTEオプション1,005円) |
3,980円 (+LTEオプション1,005円) |
3,980円 (+LTEオプション1,005円) |
約3,857円 | 1~2か月目:2,726円 3~24か月目:3,411円 25か月目以降:4,011円 |
1~2か月目:2,690円 3~24か月目:3,344円 25か月目以降:4,263円 |
3年総額 | 175,860円 | 190,860円 | 179,460円 | 198,660円 | 138,852円 | 128,626円 | 130,104円 |
2年総額 | 117,240円 | 132,240円 | 119,640円 | 138,840円 | 92,568円 | 80,494円 | 78,948円 |
キャッシュバック金額 | なし | なし | なし | なし | なし | 26,200円 | なし |
キャッシュバック込みの3年総額 | 175,860円 | 190,860円 | 175,860円 | 198,660円 | 138,852円 | 128,626円 | 104,904円 |
解約金 | 24か月以内:1,000円 更新月:0円 |
24か月以内:1,000円 更新月:0円 |
12か月以内:1,000円 13か月以降:0円 |
12か月以内:1,000円 13か月以降:0円 |
0円 | 12か月以内:19,000円 13~24か月以内:14,000円 25か月目以降 :9,500円 更新月:0円 |
24か月以内:24,800円 25か月目以降:9,500円 更新月:0円 |
契約期間 | 2年 | 2年 | 1年 | 1年 | 7か月 | 3年 | 3年 |
※表はスクロールできます
表を見ると、UQ WiMAX間、BIGLOBE間ではそれぞれ端末の有無により3年総額が異なることがわかります。
一方、3年契約が前提となっているBroad WiMAXやGMOとくとくBBを見てみると、端末代金が無料であるのにもかかわらず、UQ WiMAXやBIGLOBEの端末なしプランよりも3年総額が安いことがわかります。
WiMAXをSIMのみ契約するときの注意点
WiMAXをSIMのみで契約する際には、以下の2つのポイントに注意が必要です。
- SIMカードの大きさは機種によって違う
- ヤフオクやメルカリで端末を購入する場合は動作しないこともある
以下で詳しく説明します。
SIMカードの大きさは機種によって違う
ひとつ目のポイントは、SIMカードの大きさは、WiMAX端末により異なるということです。
具体的には、以下の表のように対応するSIMカードが異なります。
WiMAXのSIMバージョン | 対応端末 |
---|---|
Micro SIM ver.4 | WX04/WX05/W05/W06/L01s/L02/HOME01 |
Micro SIM ver.3 | W01/W02/W03/W04/WX03/L01 |
SIMカードの契約前には、利用予定の端末が「ver3」「ver4」どちらに対応しているのか必ず確認しましょう。
このSIMのバージョンを間違えてしまうと、端末にSIMカードが挿さらないため使用できません。
また、当然ですがWiMAX以外のモバイルWi-Fi端末に挿してて利用することもできないことを覚えておきましょう。
ヤフオクやメルカリで端末を購入する場合は動作しないこともある
ヤフオク・メルカリなどで中古品を買う際には、自己責任となります。
故障していたり、傷が入っていた場合でも、端末保証がついていないためメーカーもプロバイダも責任を取れません。
また、正常に動作したとしても、前の持ち主の使用状況によっては快適に使えない場合もあります。
例えば、酷使したものを購入してしまうと、バッテリーを激しく消耗しているため、すぐに電池切れとなってしまうでしょう。
また、古いモデルを購入すると、快適と思える速度で利用できない可能性も十分にあります。
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あなたが選ぶべきプロバイダはどれなのかが分かりますので、WiMAXで迷った時の参考にしてみてください。