- WiMAXは口座振替で支払えるの?
- WiMAXの口座振替はどこが安いの?
WiMAXの支払方法はクレジットカードが一般的ですが、実は口座振替でも可能となっています。
しかし、WiMAXの口座振替が可能なプロパイダは数が少なく、料金も分かりづらくなっています。
- WiMAXを口座振替で契約できるプロパイダと料金の比較
- WiMAXの口座振替の申し込み方法と必要な書類
- WiMAXの口座振替に関する疑問点への回答
WiMAXを口座振替で契約できるプロバイダは3社のみ
WiMAXのプロパイダは20社以上もありますが、口座振替に対応しているプロパイダは3社しかありません。
- Broad WiMAX
- BIGLOBE
- UQ WiMAX
上記以外のプロパイダではクレジットカードでの支払いを求められます。
もし、クレジットカードをお持ちでないなら、口座振替に対応している上記の3社から選ぶことになります。
口座振替で申し込みをすると、必要になる手続きや料金プランなどが異なります。
しっかりと確認してから、口座振替に対応しているプロパイダを利用するかどうか決めましょう。
なお、口座振替に対応しているプロパイダでクレジットカード支払いをしない場合は、運転免許証などの本人確認書類の提出が必要になるので準備しましょう。
口座振替に対応しているWiMAXプロバイダの料金を比較
ここでは口座振替に対応しているプロパイダの新規契約時の料金を表にして比較します。
各料金項目を口座振替で支払う場合とクレジットカードで支払う場合で分けていますので参考にして下さい。
なお、下記の情報はすべて税抜き価格。2020年6月時点の物であり、キャンペーンが終了して変更されている場合もあります。
キャンペーンで月額費用が安い「Broad WiMAX」の料金
口座振替 | クレジットカード | |
---|---|---|
月額料金:ギガ放題 | 初月:2,726円(日割り) 1~2ヵ月目:2,726円 3~24ヵ月目:3,411円 25ヵ月目以降:4,011円 |
|
月額料金:ライトプラン | 初月:2,726円(日割り) 1~24ヵ月目:2,726円 25ヵ月目以降:3,326円 |
|
端末代 | 0円(端末無料キャンペーン) | 0円(端末無料キャンペーン) |
事務手数料 | 0円 | 0円 |
代引き手数料 | 300円 | 0円 |
ハイスピードエリアモード | 0円 | 0円 |
初期費用 | 18,857円 | 0円(WEB割キャンペーン) |
口座振替手数料 | 200円 | 0円 |
3年総額 | 157,683円 | 131,326円 |
※3年総額=初期費用+事務手数料+代引き手数料+口座振替手数料(36ヵ月)+月額料金(36ヵ月)
Broad WiMAXの料金プランの特徴は、月額料金と端末代金がキャンペーンによって安くなっていることです。
ギガ放題プランはほかのプロパイダの似た種類のプランと比べても、24ヵ月目までの月額料金が安くなっています。
ただし、Broad WiMAXでは口座振替払いを選択すると初期費用として18,857円もかかります。
この初期費用はクレジットカード払いでインターネットから申し込んだ場合は発生しません。
口座振替手数料が年間2,400円もかかるのと、代引き手数料、初期費用を合計すると、口座振替の方がランニングコストが高くなります。
Broad WiMAXを申し込むなら、口座振替よりもクレジットカード支払いの方がお得です。
初期費用が安い「UQ WiMAX」の料金
口座振替 | クレジットカード | ||
---|---|---|---|
月額料金:ギガ放題 | 初月:3,880円(日割り) 1~24ヵ月目:3,880円 25カ月目以降:3,880円(契約自動更新あり) 25カ月目以降:4,050円(契約自動更新なし) |
||
月額料金:契約期間しばりなし | 初月:4,050円(日割り) 1ヵ月目~:4,050円 |
||
端末代 | 15,000円 | 15,000円 | |
事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 | |
代引き手数料 | 200円 | 0円 | |
ハイスピードエリアモード | 1,005円 | 1,005円 | |
初期費用 | 0円 | 0円 | |
口座振替手数料 | 0円 | 0円 | |
3年総額 | 2年契約プラン 自動更新あり |
157,880円 | 157,680円 |
2年契約プラン 自動更新なし |
159,920円 | 155,920円 | |
契約期間しばりなし | 164,100円 | 164,100円 |
※3年総額=初期費用+事務手数料+代引き手数料+口座振替手数料(36ヵ月)+月額料金(36ヵ月)
UQ WiMAXは2年契約プランと契約期間のしばりがないプランがあり、2年契約プランは自動更新の有無で25ヵ月目以降の料金が異なります。
どちらも口座振替・クレジットカード支払いに対応していますがUQ WiMAXでは、口座振替とクレジットカード支払いでは料金に大きな差はありません。
なぜなら、UQ WiMAXでは口座振替手数料が無料となっています。この特徴はほかのプロパイダには無く、UQ WiMAXだけのメリットになります。
そのため、UQ WiMAXを利用するなら口座振替でもクレジットカードでも、大きな違いはありません。自分にとって便利な支払方法を選択しましょう。
キャッシュバックがある「BIGLOBE WiMAX」の料金
口座振替 | クレジットカード | |
---|---|---|
月額料金:ギガ放題 | 初月:0円 1ヵ月目~:3,980円 |
|
端末代 | 19,200円 (15,000円のキャッシュバック) |
19,200円 (15,000円のキャッシュバック) |
事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
代引き手数料 | 400円 | 0円 |
ハイスピードエリアモード | 1,005円 | 1,005円 |
初期費用 | 0円 | 0円 |
口座振替手数料 | 200円 | 0円 |
3年総額 | 158,080円 | 150,480円 |
※3年総額=初期費用+事務手数料+代引き手数料+口座振替手数料(36ヵ月)+月額料金(36ヵ月)
BIGLOBE WiMAXではキャッシュバックキャンペーンを開催しています。
端末代金が19,200円の所を、15,000円がキャッシュバックされるため、実際の端末代金は4,200円となります。
キャッシュバックは申し込みをした翌月からマイページで申請可能となっており、申請してから数日後にもらうことができます。
ただし、BIGLOBE WiMAXでは口座振替にすると端末代金が一括払いとなります。
端末を受け取る際に、端末代金と事務手数料、代引き手数料の合計22,600円を支払う必要があります。
クレジットカード払いだと端末代金は2年間(24回)分割払いとなります。月額料金とは別に毎月800円が発生します。
BIGLOBE WiMAXでは、口座振替とクレジットカード払いの料金の差は、代引き手数料と口座振替手数料のみとなります。
口座振替手数料は月額200円と安いですが、1年間で2,400円、3年間で7,200円となります。
少しでもコストを抑えたい方はクレジットカード払いを検討しましょう。
WiMAXを口座振替で契約する際の申し込みの流れ・手順
WiMAXを口座振替で契約する際には本人確認書類が必要となります。
今回はBroad WiMAXのギガ放題プランを口座振替で契約する際の申し込みと手順を、インターネットと店舗で分けて解説します。
インターネットからの申し込み手順と必要なもの
- 公式ホームページにアクセスし、申し込みページを開く
- 申し込みページからプランと端末を決める
- 支払方法で口座振替を選ぶ
- 口座振替に必要な本人書類を準備
- 指定の方法で本人書類を提出
- 審査が終わるまで待つ
- 端末が届いたら手続き終了
インターネットから申込む場合は、指定された本人確認書類を決められた提出方法で提出しなければなりません。
WiMAXのプロパイダごとに異なるため、下記の表を参考に先に用意しておきましょう。
必要書類 | 提出方法 | |
---|---|---|
Broad WiMAX | 運転免許証・健康保険証・パスポート・住民基本台帳カード・障がい者手帳などの本人確認書類のコピー | メールかファックス |
UQ WiMAX | 運転免許証・健康保険証・パスポート・住民基本台帳カード・障がい者手帳などの本人確認書類のコピー 口座振替依頼書(郵送のみ) |
WEB申し込みか郵送 |
BIGLOBE WiMAX | 申し込み後に送られる支払い方法登録申し込み書 | 郵送 |
インターネットから申し込んだ場合、本人確認書類の審査に時間がかかります。
場合によっては1ヵ月ほどかかる可能性もあるため、急いでいるときは店舗から申込みましょう。
店舗からの申し込み手順と必要なもの(即日利用可)
- 店舗へ行きプランと端末を決める
- 支払方法で口座振替を選ぶ
- 口座振替に必要な本人書類を提示
- 端末を受け取ったら手続き終了
店舗で申し込む最大のメリットは、口座振替でも当日中に契約が完了し、端末を受け取れる可能性があります。
ただし、店舗で申し込む際には本人確認書類と銀行のキャッシュカードが必要になります。
また、プロパイダによっては口座振替を申し込める店舗が限定されているため、店舗へ行く前に端末の有無と口座振替の申し込みができるか確認しましょう。
WiMAXを口座振替で契約する際の注意点
WiMAXの口座振替はクレジットカードを持たない方にとっては便利ですが、クレジットカードにはない注意点があります。
- 口座振替の注意点
- 口座振替には審査がある
- 口座振替での契約は時間がかかる!端末即日発送は不可
- 口座の振替手数料が200円程度かかる
これらの注意点はクレジットカードでの支払いだとありません。もし、これらの注意点を面倒だと思うなら、クレジットカードでの契約を検討しましょう。
口座振替には審査がある(クレジットカードはない)
口座振替で申し込むと、申し込み者に対して審査が発生します。支払い能力はあるのか、本人確認書類は本物なのかというチェックが金融機関の方でも入ります。
WiMAXのプロパイダの多くが支払方法をクレジットカードに限定しているのかというと、利用料金の引き落としがクレジットカード会社から必ず行われることと、クレジットカードが本人確認書類の代わりの証明になるからです。
WiMAXのプロパイダにしてみれば、利用料金の確保は経営に影響します。クレジットカード払いなら、利用料金はクレジットカード会社が立て替えてくれます。
仮に、クレジットカードの未払いが発生しても問題はクレジットカード会社と利用者の間のため、プロパイダにとっては関係ありません。一方、口座振替で未払いが発生すれば、損失はプロパイダが被ります。
また、Wi-Fiを始めとした通信技術は犯罪に使用される危険性があるため、本人確認が求められます。
WiMAXのプロパイダではクレジットカードを本人確認書類代わりとすることで、確認の手続きなどを省略しています。
つまり、プロパイダにとってクレジットカードは、未払いのリスクが少なく、身元調査や支払い能力の有無をクレジットカード会社がしたという証明になるため、できればクレジットカードでの支払いが望ましいのです。
口座振替とクレジットカードで料金に違いがあるのも、プロパイダにとってクレジットカードでの支払いにしてほしいという表れといえます。
口座振替での契約は時間がかかる!端末即日発送は不可
口座振替の審査には本人確認書類のチェックがかかります。この時間がプロパイダによって異なりますが時間がかかるため、端末を即日発送するのは難しいです。
多くのプロパイダで、インターネットから申し込むと、その日の内に端末が発送され、数日中に端末が手元にあり開通している端末即日発送を行っています。
店舗での申し込みなら、その場で審査が行われるため、当日中に端末を受け取れる可能性はあります。
ですが、口座振替で契約できる店舗は限られており、混雑状況や端末の有無などもあり、確実とは断言できません。
口座振替で申し込みをする際は時間がかかるということを計算に入れましょう。
口座の振替手数料が200円程度かかる
口座振替ではクレジットカードと違い、振替手数料が200円~400円ほどかかります。
振替手数料は口座振替にしていると毎月必ず発生します。1年なら2,400円~4,800円、3年なら7,200円~14,400円もかかってしまいます。
また、口座振替にしているとキャッシュバックや割引キャンペーンの対象外になるという可能性もあります。
Broad WiMAXで開催中の割引キャンペーンはクレジットカードでの支払いが対象となっており、口座振替だとキャンペーンは適用されません。
WiMAXを利用するメリットの一つに月額利用料金の安さが上げられますが、1万円前後も手数料が取られてしまったり、キャッシュバックや割引キャンペーンが受けられないのはネックです。
WiMAXを口座振替で契約するなら一番安いBroad WiMAXがおすすめ
WiMAXの口座振替が可能なプロパイダはBroad WiMAX、UQ WiMAX、BIGLOBE WiMAXの3つがあります。
下記の表はそれぞれのプロバイダの、2020年6月時点の料金の比較表になります。
Broad WiMAX | UQ WiMAX | BIGLOBE WiMAX | |
---|---|---|---|
初月 | 2,726円(日割り) | 3,880円(日割り) | 0円 |
1~2ヵ月目 | 2,726円 | 3,880円 | 3,980円 |
3~24ヵ月目 | 3,411円 | 3,880円 | 3,980円 |
25ヵ月以降 | 4,011円 | 3,880円(契約自動更新あり) | 3,980円 |
端末代 | 0円(端末無料キャンペーン) | 15,000円 | 19,200円 |
事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
代引き手数料 | 300円 | 200円 | 400円 |
初期費用 | 18,857円 | 0円 | 0円 |
口座振替手数料 | 200円 | 0円 | 200円 |
キャッシュバック | 0円 | 0円 | 15,000円 |
1年間総額 | 63,819円 | 64,760円 | 57,760円 |
2年間総額 | 107,151円 | 111,320円 | 107,920円 |
3年間総額 | 157,683円 | 157,880円 | 158,080円 |
それぞれのギガ放題プランの最も安い料金を表にして比較してみますと、1年間の総額はキャッシュバックのあるBIGLOBE WiMAXが安いですが、2年間、3年間の総額だとBroad WiMAXの方が安くなります。
Broad WiMAXは端末代金が無料となっており、2年間の月額料金がほかのプロパイダに比べて安いという特徴があります。そのため、2年~3年までWiMAXを使うなら、料金の安いBroad WiMAXがお得だといえます。
WiMAXの口座振替に関するQ&A
ここではWiMAXの口座振替に関するQ&Aについてお答えします。
2年で解約するならどのプロバイダがおすすめ?
2年(24カ月目)で解約するならBIGLOBE WiMAX、2年1ヵ月(25カ月)で解約するならBroad WiMAXがおすすめです。
WiMAXのプロパイダでは解約時に手数料が発生します。
解約手数料の料金とタイミングはプロパイダによって異なりますが、解約手数料の料金とタイミングが最も良いのはBIGLOBE WiMAXになります。
Broad WiMAX | UQ WiMAX | BIGLOBE WiMAX | |
---|---|---|---|
初月~12ヵ月目 | 19,000円 | 19,000円 | 1,000円 |
13ヵ月目 | 14,000円 | 19,000円 | 0円 |
14ヵ月目~24ヵ月目 | 14,000円 | 14,000円 | 0円 |
25ヵ月目 | 0円 | 14,000円 | 0円 |
26ヵ月目 | 9,500円 | 0円 | 0円 |
27ヵ月目~48ヵ月目 | 9,500円 | 9,500円 | 0円 |
49ヵ月目 | 0円 | 9,500円 | 0円 |
50ヵ月目~ | 9,500円 | 9,500円 | 0円 |
上記の表は各プロバイダの解約手数料と利用期間の関係をまとめた物です。分かりやすく、どのタイミングで解約すれば無料になるかというと、下記になります。
- Broad WiMAX……25ヵ月目・49ヵ月目
- UQ WiMAX……26ヵ月目
- BIGLOBE WiMAX……13ヵ月目以降
仮に、2020年6月よりWiMAXの契約を結んだとします。課金開始日を含む月を1ヵ月目とするため、2年間(24ヵ月目)で解約するとなると2022年5月になります。
その場合、2年間(24カ月目)の総額と解約手数料を合計すると下記になります。
- Broad WiMAX……121,151円
- UQ WiMAX……125,320円
- BIGLOBE WiMAX……107,920円
ご覧の通り、2022年5月に解約するならBIGLOBE WiMAXは解約手数料が発生しないため総額がほかのプロバイダに比べて安くなるのです。
ただし、2022年6月(25ヵ月目)に解約する場合は、Broad WiMAXでは解約手数料が発生しないためBroad WiMAXの方が安くなります。
2022年6月(25カ月目)の総額と解約手数料を合計すると下記になります。
- Broad WiMAX……111,662円
- UQ WiMAX……129,200円
- BIGLOBE WiMAX……112,100円
このように、僅かとはいえBIGLOBE WiMAXよりもBroad WiMAXの方が安くなります。
また、クレジットカード払いで13ヵ月目から24ヵ月目以内にBIGLOBE WiMAXを解約すると、端末代金の残金を一括で支払うことになります。
口座振替の場合は、最初に端末代金を一括で支払っているため問題はありませんが、クレジットカード払いのときは注意しましょう。
WiMAXに加入する際は、どのタイミングで解約や乗り換えをするのか検討しておくと、総額を安く抑えられます。
クレジットカード支払いから口座振替に変更は可能?
クレジットカード支払いから口座振替に変更することは可能です。
WiMAXはインターネットでアカウントの管理が可能となっており、自分のマイページから支払方法をクレジットカード支払いから口座振替に変更できます。
ただし、クレジットカード支払いから口座振替に変更するにあたり、変更手続きや審査が行われるため、完全に口座振替に切り替わるまで時間がかかります。
ゆうちょ銀行も使える?
口座振替の指定銀行にゆうちょ銀行は使えます。
ほかにもみずほ銀行や三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行などの大手銀行、北海道銀行、横浜銀行といった地方の銀行でも問題ありません。
ただし、利用するにはその銀行のキャッシュカードを保有していることが条件です。また、金融機関の条件などは予告なく変更される場合があります。
当サイト「サルでも分かるWi-Fi」が総力を挙げて全24プロバイダを徹底比較し、おすすめを厳選しています。
あなたが選ぶべきプロバイダはどれなのかが分かりますので、WiMAXで迷った時の参考にしてみてください。