WiMAXは屋内・屋外で手軽にインターネットを利用できる通信端末です。
- WiMAXの具体的な特徴がわかる
- WiMAXと他回線の違いが理解できる
- WiMAXのお得な申込方法や使い方がわかる
- WiMAXとは?3分で分かる特徴6つ
- 特徴①自宅でも外出先でも無線でインターネットが使えるようになる
- 特徴②工事不要ですぐ使える
- 特徴③最大1.2Gbpsで通信速度が早い
- 特徴④月々4,000円以下で使える
- 特徴⑤通信制限がほぼない
- 特徴⑥パソコンだけでなくスマホやタブレット、ゲーム機も接続可能
- WiMAXと他回線サービスとの違いを比較
- WiMAXのデメリット
- WiMAXの使い方|申し込みから利用できるまでの流れ
- ①プロバイダ(窓口)から申し込み
- ②届いたWiMAX端末にSIMカードを差し、電源ON
- ③接続する端末側(パソコンやスマホ)でWiMAXから飛ぶ電波を選択
- ④同梱のセキュリティキーを接続する端末側(パソコンやスマホ)で入力
- ⑤自宅でも外出先でもインターネット可能
- WiMAXの対応エリアか調べる方法
- WiMAXはプロバイダによって料金が変わるので安い会社で契約すべき
WiMAXとは?3分で分かる特徴6つ
WiMAXとはUQコミュニケーションズが提供するモバイルWiFiルーターです。モバイルという名前からもわかるように持ち運びできる無線インターネットです。
WiMAXのメイン回線であるWiMAX2+はインターネット専用回線であり通話することはできません。ここでは次の具体的な特徴を6つ解説するので参考にしてください。
WiMAXの6つの特徴
- 自宅でも外出先でも無線でインターネットが使えるようになる
- 工事不要ですぐ使える
- 最大1.2Gbpsで通信速度が速い
- 月々4,000円以下で使える
- 通信制限がほぼない
- パソコンだけでなくスマホやタブレット、ゲーム機も接続可能
特徴①自宅でも外出先でも無線でインターネットが使えるようになる
WiMAXは電波の入るエリアならどこでもインターネットが利用できます。つまり自宅や外出先でもネットを楽しむことができる便利なサービスです。
ちなみにWiMAXには「モバイルタイプ」「ホームルータータイプ」の2つの製品があります。
モバイルタイプとは・・・
ポケットに収まるサイズの小型のWiMAXルーターです。バッテリー内蔵で連続通信時間は約9時間~11時間となり、製品によって長さは異なります。学校や職場の他電車の中などでインターネットを利用したいならモバイルタイプを選びましょう。
ホームルータータイプとは・・・
屋内での使用がメインとなるWiMAXルーターです。電源はACアダプタのみとなりバッテリーは搭載されていません。最大同時接続台数は40台程度となっており10台程度のモバイルタイプと比較し多いのが特徴です。またWiFiの届くエリアが広いため、異なる部屋で複数人でインターネットを使用する環境で適しています。
特徴②工事不要ですぐ使える
WiMAXは光回線などの固定回線と違って回線工事を必要としません。申し込み後最短当日に端末を受け取ることができ、その場ですぐにインターネットを利用できます。
光回線の場合例えば流行りのNURO光などは、工事が終わり利用開始となるまで3ヶ月かかることもあるため、すぐに利用できるWiMAXのメリットは大きいです。
ちなみに当日受取が可能なWiMAXは下記の通りです。
- UQ WiMAX
- Broad WiMAX
- 家電量販店(ヤマダ・ビックカメラ・コジマなど)のWiMAX
ちなみに端末の当日受取に対応していないプロバイダでも、ほとんどの場合即日発送には対応しているので最短翌日には受け取ることができます。
特徴③最大1.2Gbpsで通信速度が早い
現在WiMAXの最大速度は下りが1.2Gbps、上りが75Mbpsです。最大速度は1Gbpsを超えるため光回線のフレッツ光にも負けません。
ちなみに1.2Gbpsに対応する端末は現在「Speed Wi-Fi NEXT W06」のみです。
引用:uqwimax.jp
ただし下り最大1.2Gbpsを実現するには下記の条件をクリアしなくはいけないことは覚えておきましょう。
- ハイスピードプラスエリアモードで使用する
- 有線接続で使用する
- 東京・埼玉・愛知・大阪で使用する
上記の要件を満たした状態でないと最大限能力を発揮することはできません。
ハイスピードプラスエリアモードとは・・・
WiMAX2+とau 4G LTEの2つの回線を使い分ける通信モードです。LTEは携帯電話で使用される通信規格であり、WiMAX2+よりも広範囲のエリアで通信できるのが特徴です。ただしハイスピードプラスエリアモード使用時ひと月に7GBの通信を行うとハイスピードモード共々速度制限がかかります。またハイスピードプラスエリアモード使用月は別途1,005円請求される場合があるため注意してください。
ベストエフォート型とは・・・
商用サービスの契約形態のひとつであり、通信事業者は通信の品質を高めるために最大限努力するが結果は保証しないというものです。つまり最大速度は保証されるものではありません。
特徴④月々4,000円以下で使える
WiMAXは現在20社程度の会社で提供されていますが、そのほとんどの月額料金は4,000円台かそれを切る価格です。
固定回線では5,000円を超えることも珍しくありません。例えばフレッツ光ネクストは月額6,270円、フレッツ光クロスは月額6,930円です。
通信費を抑えたいと考えているならWiMAXがおすすめです。参考に代表的なWiMAXの月額料金の平均値を表にまとめました。
Broad WiMAX | UQ WiMAX | BIGLOBE WiMAX | |
---|---|---|---|
月額料金(平均) | 3,383円 | 3,880円 | 3,980円 |
このように3,000円台で使えるサービスが多いのが特徴です。
またプロバイダによってはGMO WiMAXのようにキャッシュバックキャンペーンを実施しているところもあり、金額を受け取るとさらに実質コストを抑えることができます。
他にもWiMAXとUQ mobileをセットで使用するとUQ mobileの月々の料金が最大500円安くなるサービスなどもあり、電話とインターネットを併せて使用する場合もお得です。
特徴⑤通信制限がほぼない
WiMAXは固定回線と異なり一定以上のデータ通信を行った場合に通信制限がかかります。通信制限の条件は3つあります。
- 7GB通常プランでひと月に7GBを超える通信を行った場合月末まで128kbpsの速度となる
- ギガ放題プランで3日で10GBを超える通信を行うと翌日の18時~翌々日の2時まで1Mbpsの速度となる
- au 4G LTE使用時ひと月で7GBを超える通信を行うと月末まで128kbpsの速度となる
意外と細かな条件が設けられているため驚くかもしれません。
ですがギガ放題プランでハイスピードモード(※WiMAX2+のみ使用する通信モード)のみ使用している分には、速度制限はそれほど気にする必要はありません。
というのももし3日で10GBを超過し「1Mbps」の速度になってしまったとしても、それほど困ることはないからです。
なぜならラインやメールでメッセージの送受信は問題なく行えますし、YouTubeの標準画質動画なら視聴できます。
ネットサーフィンをしていても、ページの切り替えに時間がかかりストレスを感じるということもありません。
特徴⑥パソコンだけでなくスマホやタブレット、ゲーム機も接続可能
WiMAXは同時に何台もの機器を接続することができます。接続可能な機器はパソコンだけでなくスマホやタブレット、ゲーム機などです。
ちなみにWiMAXルーターは同時に接続可能な機器の台数が製品ごとに決まっています。大きく分けるとモバイルタイプとホームルータータイプでその数は異なります。
モバイルタイプの同時接続台数は10台程度で、ホームルータータイプは最大40台程度可能です。
ちなみに自宅のパソコンがWiMAXに接続できないというときは、パソコンに無線lanがついているか確認してください。古いノートパソコンなどではWiFiが利用できない場合があります。
WiMAXはWiFiルーターなのでWiFiを使用し各機器とつながる仕組みです。
WiFiとは・・・
無線通信を行う機器同士がお互いに接続するための通信規格(方式)の名称です。パソコンやタブレット、プリンタなどのネットワーク対応機器はWiFiを使用し無線接続を行います。
WiMAXと他回線サービスとの違いを比較
ここではWiMAXと他回線の速度や利便性を比較します。下記の表に詳細をまとめたので参考にしてください。
WiMAX | ワイモバイル | ソフトバンク | クラウド系ポケットWiFi | 光回線 | |
---|---|---|---|---|---|
最大通信速度 | 1237Mbps | 972Mbps | 612Mbps | 150Mbps | 1Gbps |
速度制限 | 3日で10GB | 3日で10GB | プランによる | – | – |
持ち運び可否 | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
料金相場 | 3,500円 | 5,000円 | 8,000円 | 3,600円 | 5,000円 |
金額的にはWiMAXおよびクラウド系ポケットWiFiが安い結果です。ソフトバンクは料金プランによって異なります。表は月間50GBのプランの金額ですが安くはありません。
光回線は固定回線なのでこの中では唯一持ち運びができません。他は電波の届くエリアな屋内・屋外で使えるため利便性が高いのがメリットです。
他回線サービスと比較してWiMAXが優秀な点
他回線と比較しWiMAXの優秀な点は次の2つです。
WiMAXのメリット
- 持ち運べてサクサクインターネットができること
- 月額料金が安いこと
他のモバイル回線ももちろん屋外でインターネットを楽しむことが可能ですが、固定回線はそうはいきません。
光回線は電線を伝って光ファイバーを屋内へ引き込む仕組みのため、家やオフィスの中でしかインターネットを利用することができません。
またWiMAXは料金相場が他社と比較し安いのがメリットです。上の表で記載していますが月額料金はひと月3,500円程度です。
他回線サービスと比較してWiMAXがイマイチな点
WiMAXと他回線を比較した際イマイチな点は「完全な無制限では利用できない」ことです。
例えばクラウド系ポケットWiFiの中には、どんなときもWiFiのように無制限を謳ったサービスも少なくありません。
また固定回線も極端に大きいデータを頻繁にやり取りしない限り制限がかかることはありません。
ちなみにWiMAXと比較されがちなワイモバイルのポケットWiFiには3日で10GBの制限や7GBの制限があります。
WiMAXにも同様に3日で10GBやひと月7GBのデータ制限があります。各条件の違いについては下の内容を参考にしてください。
WiMAXの速度制限について
- 3日間で10GBを超える通信を行った場合翌日の約8時間概ね速度は1Mbpsとなる
- 7GB通常プランでひと月に7GBを超えた場合当月の末日まで概ね速度は128Kbpsとなる
- au 4G LTE使用時にひと月に7GBを越えた場合当月の末日まで概ね速度は128kbpsとなる
WiMAXのデメリット
利便性の高いWiMAXにも残念ながらデメリットは存在ます。ここでは代表的な4つのデメリットについて解説するので参考にしてください。
WiMAXのデメリット
- 障害物に弱く環境によっては安定しない
- 3日間で10GB速度制限があるので完全な無制限ではない
- 基本3年契約で解約月以外は違約金が発生する
- 同時接続台数に制限あり
障害物に弱く環境によっては安定しない
WiMAXでメインで使用される回線「WiMAX2+」は電波の特性上壁などの障害物に強くありません。そのため家で使用する際は使う部屋に端末を持って移動しないと通信が遅くなる場合があります。
また地下街でも電波の受信感度が低下しやすいです。
WiMAXの周波数は2.5GHz帯を使用しています。直進性が強く速度も速い点はメリットですが障害物に強くありません。
一方ハイスピードプラスエリアモードで使用されるau 4G LTEの周波数帯は700~900MHzです。一般的に周波数が低い方が電波が遠くまで届きやすい特徴があります。
また障害物があっても回り込むことができるため安定した通信を求めるならLTEが有利です。
3日間で10GB速度制限があるので完全な無制限ではない
WiMAXのギガ放題プランには、3日で10GBを超える通信を行った場合の速度制限があるため完全な無制限ではありません。
とはいえWiMAXのサービスが開始された当初は、3日で3GB以上の通信を行うと速度制限を受けていたので確実に利用しやすくはなりました。
3日で10GBの目安を表にまとめたので参考にしてください。(※パソコンでの利用を想定しています)
画質 | データ量 | 10GB目安 | |
---|---|---|---|
YouTube視聴 | 低画質 | 約10MB | 約83時間 |
標準画質 | 約17.5MB | 約47時間 | |
高画質 | 約60MB | 約13時間 | |
超高画質 | 約113MB | 約7時間 |
表ではYouTubeの視聴時間を目安にまとめています。画質を上げるとその分視聴時間は短くなります。
ちなみに3日で10GBの制限を受けるとYouTubeは観れなくなるのかというとそうではありません。YouTubeのシステム要件に注目すると視聴に必要な速度は「500kbps」と記載されています。
そのため3日で10GBの制限を受け速度が1Mbpsになったとしても視聴は可能です。その他サイト閲覧やメッセージの送受信も問題なく行うことができます。
基本3年契約で解約月以外は違約金が発生する
WiMAXの多くのプロバイダでは3年間の契約期間を設けています。途中で解約した場合は最大2万円を超える違約金を請求されるため気を付けてください。
違約金を支払わないためには「契約更新月」と呼ばれる期間に解約することが大切です。
契約更新月はプロバイダごとで決まっているため、契約手続きが終わったらいつが対象期間になるのかチェックしておくことをおすすめします。
ちなみに違約金の金額は1年目が最も高額です。例えばBroad WiMAXの違約金を例に紹介します。
Broad WiMAXの違約金
- 12ヶ月以内:19,000円
- 13~24ヶ月以内:14,000円
- 25ヶ月目以降:9,500円
- 契約更新月:0円
1年以内に解約すると19,000円の高額な違約金が発生します。
またBroad WiMAXは上の違約金に加えて24ヶ月以内に解約した場合、キャンペーン違約金9,500円も請求されるので余計に注意が櫃必要です。
違約金ついてはWiMAXを違約金なしで解約する方法完全まとめの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
同時接続台数に制限あり
WiMAXはスマホやタブレットなど複数の機器を同時に接続することができますが、同時接続台数には制限があります。
モバイルタイプとホームルータータイプでそれぞれ台数は異なります。
モバイルタイプ | ホームルータータイプ |
---|---|
10~16台 | 22~42台 |
接続台数はホームルーターの方が多いです。
例えば記事執筆現在発売されている最新機種の同時接続台数は、モバイルタイプのWX06が16台、ホームルータータイプのHOME 02が20台です。
WiMAXの使い方|申し込みから利用できるまでの流れ
WiMAXの申し込みから利用開始までの流れを詳しく知りたいと思いませんか?特別難しいものではありませんが、はじめてWiMAXを利用する場合心配もあるかもしれません。
そこで次の項目からは下記の流れに沿って利用開始までをお伝えします。
WiMAXの申し込みから利用までの流れ
- プロバイダ(窓口)から申し込み
- 届いたWiMAX端末にSIMカードを差し、電源ON
- 接続する機器側(パソコンやスマホ)でWiMAXから飛ぶ電波を選択
- 同梱のセキュリティキーを接続する機器側(パソコンやスマホ)で入力
- 自宅でも外出先でもインターネット可能
またWiMAXの申し込みはインターネットから申し込み可能なプロバイダを選びましょう。
というのもUQ WiMAXや家電量販店など、店舗で契約できるWiMAXは金額的にお得ではないからです。実際に総額を計算すると2万円以上金額に差が出てきます。
①プロバイダ(窓口)から申し込み
WiMAXの申し込み窓口には「店頭」と「Webフォーム(インターネット)」があることを覚えておいてください。
UQ WiMAXや家電量販店のWiMAXは店頭での申し込みが可能です。店頭だと販売員から直接説明を聞きながら契約できるメリットがあります。
初心者にとっては便利に感じるかもしれませんが、UQ WiMAXや家電量販店のWiMAXは金額的にお得ではありません。
例えばUQ WiMAXはキャッシュバックや月額料金割引などのキャンペーンを実施していません。また家電量販店は基本的にWiMAX単体の割引特典はなく同時購入する電化製品の割引です。
つまりどちらもWiMAX単体の割引がないためお得ではありません。
そこでこの先はWebフォーム(インターネット)から申し込みできるプロバイダを対象に申し込み方法解説します。
②届いたWiMAX端末にSIMカードを差し、電源ON
プロバイダの公式サイトにアクセスしWebフォームから申し込むと、WiMAXルーターが送られてきます。
最短即日発送に対応したプロバイダなら申し込みの翌日には届きますし、そうでなくても1週間以内に届くはずです。
WiMAX本体が手元に届いたら端末に付属のSIMカードを挿入しましょう。
SIMカードを挿すときはWiMAXルーターの電源が切れた状態で行います。また金属部分には触れないよう注意してください。
SIMカードとは・・・
契約者の識別番号・電話番号・メールアドレスなどが登録されたICカードです。WiMAXではUIMカードとも呼ばれます。
③接続する端末側(パソコンやスマホ)でWiMAXから飛ぶ電波を選択
SIMカードを挿入し端末の電源を入れたらインターネットが利用できる状態です。
このときWiMAXの液晶画面を確認し、電波の受信状況を示すアンテナが立っているか確認してください。(※ホームルータータイプは液晶画面がないためランプで判断します)
ここまで来たら次はWiMAXにつながる機器(パソコンやスマホ)の接続設定を行います。接続設定には「WiFi」を使った方法と「USB」を使用する方法の2つがあります。
WiFi接続の流れ
- 機器側(パソコンやタブレットなど)でWiFiを有効にする
- 機器側の画面でWiMAXルーターのSSIDを確認する
- セキュリティキーを入力する
この流れで機器側とWiMAXの接続は完成です。あとはインターネットを利用できます。もうひとつUSBによる接続手順についても紹介しましょう。
USB接続の流れ
- WiMAX本体の電源を入れ通信できる状態にする
- WiMAX本体と機器側をUSBケーブルを使用し接続する
- 自動でドライバーがインストールされる
以上の流れで接続できます。
④同梱のセキュリティキーを接続する端末側(パソコンやスマホ)で入力
機器がWiFiを使用しWiMAXとつながる際に必要となるのが「セキュリティキー」です。セキュリティキーは親機であるWiMAX本体にアクセスするためのパスワードです。
正しいパスワードを入力しないとインターネットにアクセスできません。セキュリティーキーは利用する機器でSSIDを見つけたときに入力します。
SSIDとネットワークセキュリティキーについて
WiFiに接続するために必要なのが「SSID」と「ネットワークセキュリティ」の2つです。SSIDはネットワークを識別するためのもので、このネットワークにアクセスするために必要なのがセキュリティキーです。
⑤自宅でも外出先でもインターネット可能
WiMAXと機器側でWiFi接続が終わったらいよいよインターネットが利用できます。
WiMAXのモバイルタイプのルーターなら、自宅に限らず外出先でも電波が入るエリアでインターネットが使用できます。
電波が入りずらいと感じるときはWiMAXルーターの通信モードをau 4G LTEが使用できるハイスピードプラスエリアモードに切り替えるか、WiFiの周波数を変更するのをおすすめします。
WiMAXの対応エリアか調べる方法
ここではWiMAXを利用できるエリアについて詳しく解説します。WiMAXは日本国内で使用できますが、エリアによっては電波が行き届かない場所もあります。
具体的にどの場所で利用できるかの調べ方や、お試し利用する方法を紹介するので参考にしてください。
方法①UQWiMAXのサービスエリアマップで調べる
サービスエリアの確認はこちらからできます。WiMAXのメイン回線「WiMAX2+」と「au 4G LTE」それぞれのエリアの詳細を知ることができるのでぜひ参考にしてください。
WiMAX2+の場合都市部は問題なくカバーされていますが、郊外では未だ対象外の地域も少なくありません。
なおサービスエリアの確認ページでは「ピンポイント判定」といって直接住所や建物タイプを指定して検索をかけることもできます。
20日キャンセルとは・・・
GMO WiMAXは申し込みから20日以内なら違約金不要で契約をキャンセルできます。ただし申し込み時の住所がピンポイント判定で「○」であることが条件です。また違約金以外の端末返送料や月額料金は無料にはなりませんのでその点注意してください。
方法②TryWiMAXで15日間試して見る
UQ WiMAXはWiMAXの無料お試しサービス「Try WiMAX」を実施しています。
これは15日間好みのWiMAXルーターをレンタルできるというもので、通信状況や端末の操作性をチェックするのに役立ちます。
申し込みはUQ WiMAXの公式ページから行います。GMO WiMAXやBroad WiMAXのサイトからは利用できないので注意してください。
レンタルしたら自分が普段よく行く場所(学校・オフィス・スーパーなど)に持って行き、電波状況を確認してみましょう。
Try WiMAXについてはTryWiMAXでお試しする際の全注意点【その他のお試し方法も解説】の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
方法③各プロバイダで8日以内に解約する
WiMAXに限らずインターネット回線の契約では「初期契約解除制度」が利用できるため、8日以内なら違約金無料で解除できます。
これはいわばクーリングオフと似た制度で、平成28年5月21日の改正電気通信事業法令で可決されたものです。
ただし事務手数料3,000円や端末返却時に発生する送料は契約者負担です。初期契約解除制度を利用すると電波が入りづらい、端末が使いにくいなどの理由で解除できます。
- 端末
- SIMカード
- 保証書
- ケーブル類
- 端末個装箱
初期契約解除制度の利用時に端末を期限までに返送しない、破損したなどの場合は2万円の端末代が請求されるため注意しましょう。
WiMAXはプロバイダによって料金が変わるので安い会社で契約すべき
どこでWiMAXを契約するかは迷うと思いますが、プロバイダによって料金は変わるため安い会社で契約すべきです。
表に各WiMAXの料金・キャンペーン・総額をまとめているので参考にしてください。
UQ WiMAX | Broad WiMAX | GMO WiMAX | BIGLOBE WiMAX | So-net WiMAX | カシモWiMAX | |
---|---|---|---|---|---|---|
月額料金(※平均値) | 3,880円 | 3,383円 | 3,936円 | 3,980円 | 3,880円 | 3,013円 |
3年総額 | 161,560円 | 134,352円 | 158,769円 | 165,480円 | 148,656円 | 137,048円 |
キャッシュバック | – | – | 30,000円 | 15,000円 | – | – |
3年総額(※キャッシュバック込み) | 161,560円 | 134,352円 | 128,769円 | 150,480円 | 148,656円 | 137,048円 |
※表の各総額はサービス開始月を0ヶ月目とし初期費用(事務手数料・端末代)を加えた金額です。
見てもらうとわかりますが、高額キャッシュバックを実施しているプロバイダの総額が低く抑えられています。
最安はGMO WiMAXです。しかしキャッシュバックは受取まで一年かかる上受取手続きがわかりにくいため注意が必要です。
面倒な手続きを避けたいならBroad WiMAXを選びましょう。
当サイト「サルでも分かるWi-Fi」が総力を挙げて全24プロバイダを徹底比較し、おすすめを厳選しています。
あなたが選ぶべきプロバイダはどれなのかが分かりますので、WiMAXで迷った時の参考にしてみてください。