光回線

光回線はいらない?【5Gが始まっても固定回線は必要か解説】

サル
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光回線とポケットWiFiのメリット・デメリットは?

5Gがあれば光回線はいらないの?

最近ではポケットWiFiでインターネットをするので、光回線はいらないという意見があります。しかし、光回線は自宅でインターネットを楽しむ方におすすめのインターネット回線です。

ここでは、光回線とポケットWiFiのメリット・デメリットや、5Gとの比較について解説します。

Wi-Fi先生
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光回線が必要な人、必要でない人の特徴も解説します。
この記事で分かること
  • 光回線とポケットWiFiのメリット・デメリット
  • 光回線と5Gの比較
  • 光回線が必要な人・必要でない人の特徴

光回線はいらない?ポケットWiFiとの比較

光回線はいらない?ポケットWiFiとの比較ポケットWiFIがあれば、光回線はいらないのでは?と考える人もいるかもしれません。これについては、「光回線は必要な人もいれば必要でない人もいる」というのが結論となります。

なぜなら、それぞれにメリット・デメリットがあり、使う人の状況によって必要なネット環境が変わってくるからです。

Wi-Fi先生
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光回線とポケットWiFiそれぞれのメリット・デメリット知り、自分には何が必要なのかを考えてみましょう。

光回線のメリット

光回線のメリット光回線のメリットは2つあります。

光回線のメリット①データ容量が無制限

光回線の最大のメリットは、通信データ容量が無制限ということです。

通信データ容量とは…
通信データ容量とは、インターネットを使用するときに消費するパケット通信の容量のこと。プロバイダによっては、使い切ると通信制限が発生する。

光回線はどのプロバイダでも通信データ容量が無制限なので、動画や音楽などの大容量データをどれだけダウンロードしても通信制限は発生しません

光回線のメリット②通信速度が速い

光回線のもう1つのメリットは、通信速度が速いことです。

通信速度とは…
通信速度とは、インターネットでデータを送受信する際の速度の指標。数値が大きいほどダウンロードやアップロードにかかる時間が短くなる。

一般的な光回線の下り最大速度は1Gbpsです。通信速度が1Gbpsもあれば、次のようなメリットがあります。

  • 動画や音楽のストリーミング配信が中断されにくくなる
  • YouTubeの5分間動画を1秒程度でダウンロード
  • 長編映画を1分程度でダウンロード
  • オンラインゲームの遅延が限りなく少なくなる
  • オンライン会議が遅延しない

光回線はインターネット基地局から自宅まで、直接光ファイバーで繋がっているため、安定した高速通信が可能です。

光回線のデメリット

光回線のデメリットは3つあります。

光回線のデメリット①外に持ち運べない

光回線のデメリットは、外に持ち運べないことです。

光回線のOCN(光モデム)は基地局と有線で繋がっているので、自宅から持ち出して使用することはできません。無線通信は可能ですが、通信範囲には限界があります。

そのため、光回線だと外でパソコンやスマートフォンをインターネットに接続することはできません。

光回線のデメリット②工事が必要

光回線のデメリットとして、工事が必要なことも挙げられます。

光回線は電気や電話と同じように電柱から引き込み工事を行い、通信回線を家の中に通します。原則として、利用する際は初期工事が必要になります。

時期にもよりますが、申し込んでから工事が行われるまでに1ヶ月~2ヶ月ほど掛かることもあります。そのため、光回線は申し込んでからすぐに利用できるとは限りません。

Wi-Fi先生
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マンションやアパートだと工事済みで、すぐに始められる場合もあります。

光回線のデメリット③通信料金が高め

光回線の最後のデメリットは、通信料金が高めに設定されていることです。

下記は主要な光回線の月額料金になります。

月額料金 初期工事
光回線 ドコモ光 4,400円(マンション)
5,720円(戸建て)
16,500円
ソフトバンク光 4,180円(マンション)
5,720円(戸建て)
26,400円
auひかり 4,180円(マンション)
5,610円(戸建て)
33,000円~41,250円
NURO光 5,720円 44,000円
フレッツ光 3,850円~ 19,800円
ポケットWiFi Broad WiMAX 1〜2ヶ月目:2,999円
3〜24ヶ月目:3,753円
25ヶ月目~:4,413円
不要
楽天モバイル 1〜3ヶ月目:0円
4ヶ月目~:3,278円
不要

光回線の通信料金は定額制です。インターネットを利用していない月でも、同じ金額を請求されます。

また、初期工事が必要だった場合、月額料金とは別に工賃も請求されます。他にも、オプションサービスや事務手数料なども発生するので、実質に支払う月額料金は表よりも高くなる可能性があります。

Wi-Fi先生
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プロバイダによっては通信料金や工賃がキャンペーンで安くなっている場合もあります。

ポケットWiFiのメリット

ポケットWiFiのメリットポケットWiFiのメリットは3つです。

ポケットWiFiのメリット①外に持ち運べる

ポケットWiFiの最大のメリットは、外に持ち運んで使えることです。

名前の通り、ポケットに入る持ち運びやすいサイズのモバイルルーターが周囲の基地局と繋がることでインターネットを利用できます。そのため、ポケットWiFiがあれば外出先でも、パソコンやスマートフォンでインターネットを楽しむことができます。

ポケットWiFiのメリット②工事不要で使える

ポケットWiFiのメリットとして、工事不要ですぐに使えることも挙げられます。

ポケットWiFiのプロバイダと契約すると、モバイルルーターが郵送されます。ルーターにSIMカードなどをセットすれば、すぐに利用可能になります。

Wi-Fi先生
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パソコンやスマートフォンに慣れていない方でも簡単に設定できます。

ポケットWiFiのメリット③通信料金が安め

ポケットWiFiの最後のメリットは、通信料金が安めに設定されていることです。

次の表は主要なポケットWiFiの実質月額料金になります。

月額料金
ポケットWiFi Broad WiMAX 1〜2ヶ月目:2,999円
3〜24ヶ月目:3,753円
25ヶ月目~:4,413円
GMOとくとくBB 1〜2ヶ月目:3,696円
3ヶ月目~:4,688円
楽天モバイル 1〜3ヶ月目:0円
4ヶ月目~:3,278円
ギガWiFi 1ヶ月目~:3,718円
光回線 ドコモ光 4,400円(マンション)
5,720円(戸建て)
ソフトバンク光 4,180円(マンション)
5,720円(戸建て)

表にあるように、ポケットWiFiは光回線に比べると、コストを抑えて利用できるインターネット回線です。

ポケットWiFiデメリット

ポケットWiFiのデメリットは3つです。

ポケットWiFiのiデメリット①データ容量に制限があるものがほとんど

ポケットWiFiの最大のデメリットは、ほとんどのプロバイダで通信データ容量に制限があることです。

次の表は主要なポケットWiFiの通信データ容量と通信制限が発生する条件をまとめたものです。

通信データ容量 通信速度制限が発生する条件
ポケットWiFi Broad WiMAX 実質無制限 直近3日間で10GB以上利用時
GMOとくとくBB 実質無制限 直近3日間で10GB以上利用時
楽天モバイル 楽天回線は無制限
パートナー回線
(auローミング)は5GB
パートナー回線を月間5GB以上使用時
ギガWiFi 100GB 月間通信データ容量を使い切った時
光回線 ドコモ光 無制限 無し
ソフトバンク光 無制限 無し

WiMAXのように実質無制限というポケットWiFiでも、通信速度制限が発生する条件はあります。速度制限中は快適にインターネットを楽しむことが難しくなります。

ポケットWiFiのデメリット②固定回線よりも通信は遅い

ポケットWiFiのデメリットとして、固定回線よりも通信速度が遅いことも指摘されています。

次の表は主要なポケットWiFiの通信速度になります。

下り最大速度 上り最大速度
ポケットWiFi Broad WiMAX 1.2Gbps(W06)
440Mpbs(WX06 )
75Mbps(W06)
75Mbps(WX06)
GMOとくとくBB 1.2Gbps(W06)
440Mpbs(WX06 )
75Mbps(W06)
75Mbps(WX06)
楽天モバイル 150Mbps(Rakuten WiFi Pocket) 50Mbps(Rakuten WiFi Pocket)
ギガWiFi 150Mbps(U3) 50Mbps(U3)
光回線 ドコモ光 1Gbps(ドコモ光 1ギガ)
10Gbps(ドコモ光 10ギガ)
1Gbps(ドコモ光 1ギガ)
10Gbps(ドコモ光 10ギガ)
NURO光 2Gbps 1Gbps

ポケットWiFiはモバイルルーターのスペックにより、最大速度が異なります。大抵のモバイルルーターの最大速度は固定回線よりも遅いです。

ポケットWiFiのデメリット③固定回線よりも通信は安定しない

ポケットWiFiの最後のデメリットは、固定回線よりも通信は安定しないことです。

ポケットWiFiの無線通信は周囲の環境や時間帯に影響を受けやすいです。そのため、通信が遅い、あるいは通信が繋がらないというトラブルが発生しやすいです。

光回線とポケットWiFiの比較まとめ

光回線とポケットWiFiのメリット・デメリットをまとめると次になります。

メリット デメリット
光回線 データ容量が無制限
通信速度が速い
外に持ち運べない
工事が必要
通信料金が高め
ポケットWiFi 外に持ち運べる
工事不要で使える
通信料金が安め
データ容量に制限があるものがほとんど
固定回線よりも通信は遅い
固定回線よりも通信は安定しない

このように、光回線とポケットWiFiはメリット・デメリットが大きく異なります。そのため、光回線が必要な方もいれば、必要でない方もいます。

また、光回線とポケットWiFiの両方を併用している方もいます。

光回線が必要な方と必要でない方の特徴はこちらにまとめましたので、参考にしてみてください。

光回線の「使用割合」と「いらない理由」をアンケート調査

光回線の「使用割合」と「いらない理由(使っていない理由)」を【年代別】、【同居人数別】でアンケート調査しました。

【年代別】光回線使用状況

光回線の使用割合年代別にアンケートしたところ、次のような結果となりました。

光回線の使用割合年代別にアンケート

上記のとおり、年代が上がるにつれて、光回線の使用割合は上がっています。

以下が、年代別の光回線を使っていない理由です。

年代別の光回線を使っていない理由

上記を見ると、光回線がいらないと考えている方のおよそ8〜7割のスマホやポケットWiFiで十分という理由だと分かります。

一方で、「固定回線は必要だが料金が高いので使っていない」と費用面で使っていない方も一定数存在します。

【同居人数別】光回線使用状況|一人暮らし

光回線の同居人数別でアンケートしたところ、次のような結果となりました。

光回線の同居人数別でアンケート

上記の通り、光回線を使っていないと割合は一人暮らしが一番多く、3割ほどに上ることが分かります。2人暮らし以上ですと、2割程度に収まっています。

以下は、同居人数別の光回線を使っていない理由です。

同居人数別の光回線を使っていない理由

上記のとおり、一人暮らしで、光回線を使っていない方のほとんどが、スマホやポケットWiFiで十分という理由です。

やはり、一人暮らしの方がインターネット環境や通信データ量もコントロールしやすく光回線は必要ないと考える方が多いようです。

光回線が必要な方と必要でない方の特徴はこちらにまとめましたので、参考にしてみてください。

5Gがあれば光回線(固定回線)はいらないのは本当?

5Gがあれば光回線(固定回線)はいらないのは本当?5Gは光回線(固定回線)以上の通信速度を出せる無線通信です。ポケットWiFiでも5G対応のモバイルルーターが出ており、対応しているエリアも拡大しています。

サル
サル
じゃあ、5Gがあれば光回線はいらないの?
Wi-Fi先生
Wi-Fi先生
いや、光回線が必要な人はまだまだ多いよ。

5Gと光回線を比較

主要な5Gと光回線を比較したものは次になります。

下り最大速度 データ容量 月額料金
ドコモ5G 4.2Gbps 無制限 最大8,415円
au5G 2.2Gbps 実質無制限
(直近3日間にご利用の通信量が合計15GB以上だと速度制限)
4,721円
Softbank5G 3.0Gbps 50GB 5,280円
ドコモ光 1Gbps 無制限 4,400円(マンション)
5,720円(戸建て)
auひかり 1Gbps 無制限 4,180円(マンション)
5,610円(戸建て)
Softbank光 1Gbps 無制限 4,180円(マンション)
5,720円(戸建て)

5Gは光回線に比べて下り最大速度は圧倒的に速いですが、月額料金はやや高いです。また、データ容量も光回線に比べると条件が劣っています

Wi-Fi先生
Wi-Fi先生
通信速度は5Gの方が大幅に速いように見えますが、5Gエリア内などの条件を満たした場合の理論値なので、必ず表のとおりの数値が出るとは限りません。

光回線は5Gに比べて月額料金が安く、データ容量が無制限なため、コストパフォーマンスや通信の安定性を重視する方に必要なインターネット回線です。

光回線が必要な人・必要でない人

光回線が必要な人・必要でない人光回線が必要な人・必要でない人の特徴をまとめました。

光回線が必要な人

光回線が必要な人の特徴は次になります。

  • 自宅メインでインターネットする方
  • 動画やゲームなど、大容量のデータ通信をする方

光回線は固定回線なので、利用できる場所は自宅に限定されます。そのため、外よりも自宅でインターネットをすることが多い方に向いています。

また、光回線は通信データ容量の上限がありません。どれだけ利用しても速度制限は発生しないので、動画やゲームといった大容量のデータ通信をする方にもぴったりです。

光回線が必要でない人

光回線が必要でない人の特徴は次になります。

  • 外でパソコン作業することが多い方
  • 家で大容量データ通信をしない方
  • 通信料金を抑えたい方

光回線は外でインターネットをすることはできません。外出先や出張先でパソコン作業をすることが多い方だと、光回線を使う機会は少なくなるので必要とは言えません。

また、家で動画やオンラインゲームといった大容量データ通信をしない方だと、通信データ容量が無制限の光回線は不向きです。

そして、光回線は定額制で、通信料金がポケットWiFiに比べて高い傾向にあります。通信速度や通信データ容量にこだわらないなら、通信料金が安いポケットWiFiの方がおすすめです。

ABOUT ME
WAKARU 光回線編集部
光回線を分かりやすく解説するメディア「WAKARU 光回線」の編集部。 10種類以上の光回線やポケットWiFiを使用した経験のある担当者が記事制作・監修を担当しています。